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女流書家:永田紗戀のブログ
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介護:ショートスティデビュー。
(題名とは違う話題から.今回の文章、ちょっと長いです。やっちまいました)

・・・とある昼間の風景。

ほっ。



この色、この雰囲気。
すごい捨てたい座椅子だが
ルルの毛づくろい場なので、放置したままである。


今回は毛づくろいタイムをカメラ片手に連写したので
いいショットをご覧あれ。


ペロペ・・・はっ
(ペロペロ・・・)
たまに写真を気にしているのかハッとする、ルル嬢。

ペロペロペロ、はっ

しかし、マイペース。まだ毛づくろい中。
しかしまたハッとする。

この後、相当私の写真の音、そして
『ルル、ルル』と呼び続けるこの嫌な声に嫌気がさしたらしい
そそくさとベッドへ逃げていってしまった。




そしてアトリエに戻ると・・・

アトリエで立ち眠り。


べべが立ったまま、寝ていたのでパチリ。
(我が家の永遠のベイビー)


________________________


リハビリ。


秋です。

梨、柿、ぶどう・・・
おいしい果物がたくさんある季節です。


我が家では最近、祖母のリハビリで
果物をむいてみようじゃないか!コーナーを開催しています。

永田さんはかなり脳はしっかりなされているんですよね
介護さんたちにもよく言われる祖母だが

手先の器用さと、几帳面さにかけては現役である。

一応もう家事は行ってはいないけれど
私か妹がみていれば、果物もむくことができる。


それを味わいながら午後の休憩。
書きつかれた姉と、計算疲れの妹は
祖母のリハビリをかねた果物をいただく。




私はここだけの話
あまり進んで果物を食べる方ではない。

最近、健康のためとこのリハビリのため
果物コーナーを歩くが
以前まではそんなコーナーは素通りだった。


最近、介護の人に言われたが

『お孫さんじゃなくて、お母さんだね』という言葉。


もうそんな感じなのが日常だ。



祖母を介護するという言葉になりがちだが
祖母を育てるという言葉が適切な気がしている。


もっと言えば、私が育てられているのだろう。



母親は子供ができて、母親になる。

そんな感じで、私も色々と勉強させてもらっている気がする。

果物が
美味しいとかってこととかも。

きっと一人だったら、今頃毎日ビールとジャーキーだろう。




__________


先日からショートスティというものに行くようになった。
2泊3日で施設にお泊り。


祖母には『旅行』という名目で話していたので
とても楽しみにしていた。
でもまぁ、そんな感じでいいのだとおもう。


もっと名前を楽しくつけてくれればいいと想う。
「○×○×介護」とかいうから、重く感じるんだ。


とある日の朝っぱら、
祖母を乗せ、陽射しが強いのでサングラスして
車を走らせた。


サングラスして長い髪をなびかせて
(あたしの車は上があくのだ)
フフンと、車椅子シールで小さな祖母。

アンバランスでステキー!
勝手に盛り上がる。




施設を見学し(キレイ)
なっが〜い規約を読まれ、契約凍結をした。

祖母が皆さんの中に溶け込んでいく姿を見て

「里心がついてしまうとあれなので、このままいきましょう」といわれた。

あぁそうなんだと想った。

しかし祖母は何の問題もなく
『たのしかった〜っ』と帰宅した。
センターの人いわく、祖母は帰りたいなどと一言も言わなかったそう。

やるな!


・・・・・・・・・・・・・・・・

お孫さん、(と呼ばれている)
 このままだと疲れちゃうから
 ショートスティってものを使ったほうがいいとおもうよ




そう、介護の人に言われて
不安だったが祖母に聞くと

『行ってみたい』と言うので申し込んだ。


祖母をそういうところに泊まらせる。
それは逃げなのかと自分に対して思っていたが


デイサービスでどんどん元気になっていく祖母を見ていると
なんでもトライせねばと想ったのだ。



一日目の夜、一人で家にいて
気づいたら夜中だった。

もちろんアトリエで、書き続けていた。

ハッとした。


祖母がいないだけでこんなにも集中できるものかと、正直知った。


仕事の量もいつもよりも多くできた。


しかしリビングはシーンとしていて
祖母のベッドに誰もいず

元来の寂しがりやがググンと溢れた。



その時、想った。


いつか、いつか祖母がいなくなった時
私はどうなってしまうのだろう。



それも、今回改めて想ったので
私はこれからもこのショートスティを利用すべきと想った。

これに、慣れなければいけないのだとわかった





二日目は打ち合わせが続き
あっという間に都内をぐるぐる、地元についた。

留守を守った、まりもを呼びつけ
行き着けの居酒屋で飲んだ。

まりもが帰り、常連さんと飲んでいて
また遅くなってしまったし、飲みすぎてしまった。


何時に帰っても、いいんだなっていうのも知った。


帰りに癖になっていて
コンビニで、ついつい『おいなりさん』を手にとって

あ、おばーちゃんいないじゃんと独り言を言ってしまった酔っ払い。



『また行きたいな』祖母が笑顔で言う。


『おっしゃーまかしときぃ』と申し込みをした。






受話器を強く握り締めた。

私の強い意志を自分の腕から感じた。





介護が終わるのは、死だ。

それはわかってる。


私はそれをいつからか理解している。

けれど、今回
頭での理解とは違うものの理解がないことに気づいた。



まだまだ、である。




さぁ今日は日曜日。
祖母は「冬ソナ」を見ている。

☆おばあちゃんの冬のソナタ記録

http://saren.jugem.jp/?day=20060425

http://saren.jugem.jp/?day=20060528

最近、何もない日は家で「冬ソナ」が定番になってきている。
冬が近いからか。


しかし、相変わらず1巻〜3巻を繰り返しごまかし
見せているが

最近、様々なリハビリで脳が完全に若返っている祖母。


『続き、入れてよ』と言われてしまった。
以前は地上派と思っていたくせに。やるな。


これはギャラが入ったら
冬ソナにいくことになりそうだ。

稼がねば。





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